フランス水泳代表チームの通訳になった時のお話
フランス水泳代表チームの通訳になった時のお話

フランス水泳代表チームの通訳になった時のお話

2023年の世界水泳選手権が九州、福岡で開催されました。その際、フランス水泳連盟のさまざまな代表チームが金沢市で事前合宿をされた際に、通訳・現地マネージャとして同行させていただきました。フランス水泳連盟のための通訳とマネジメントを含む濃密な1ヶ月の事前合宿について振り返ります!

福岡世界水泳選手権2023、またはワールドアクアティックスは2023年7月14日から30日まで開催されました。しかし、福岡は金沢市から800km以上も離れています。なぜこの大会の直前にこのように大きな寄り道をしたのでしょうか?

世界選手権の直前に合宿する理由

事前合宿をする最も大きな理由は、金沢市にはさまざまの水泳の種目に適するプールがいくつかあることから、最高の合宿地だと言えます。50メートルのオリンピックプール、5メートルの深さのプール、屋外プールや、飛び込み用の国際基準のダイブ台もあります。

これらの設備と施設は、大会が開催される国の状況に慣れながら、自分の技術を磨くために理想的な合宿地だと思われます。

福岡で開催される世界水泳選手権に参加されるフランスのアスリートたちにとって、最も重要な課題は、フランスとの時差が8時間もあり、夏の日本の湿度と暑さに負けないように、自分の体調を上手に管理することです。

フランス水泳代表が金沢で事前合宿

東京オリンピック2020を覚えていますでしょうか?金沢市はその際、「ホストタウン」になり様々な世界中からの代表チームを歓迎しましたが、その中で、フランス水泳連盟を2回も受け入れました。

時間が経っても、金沢市とフランス水泳連盟の間に友好的な関係が築かれてきました。そのため、自然な流れで、福岡世界水泳選手権の開催に向けて、金沢市はフランス水泳代表の様々のチームチームを再度歓迎することとなりました。

通訳として同行した私は、現地マネージャになった

日本とフランスの間のイベントや取り組みをお手伝いをする企業が存在しています。日本でのコミュニケーションはフランスとは異なるため、両文化を十分に理解していないと誤解が生じ、ビジネスに悪い影響を与える可能性があります。
今回の合宿の件も、このような会社である「ときめき」がフランス水泳連盟が金沢での合宿することにあたって、金沢市との間に入り、架け橋になり、または準備をする役割を任されました。フランス語と日本語の通訳が必要とされたときめき様のサポートとして参加させていただきました。

1ヶ月ほど、オープンウォーター(OWS)と競泳チームのメイン通訳を任されました。これらは10人から50人ほどの大人数のグループであり、毎日多忙しかったです。日常的な通訳業務に加えて(例えば、チームの要望を伝えることなど)、金沢の同僚と一緒にスケジュールやロジスティクス、文化体験や市民との交流などについての問題を管理しなければなりませんでした。

私の任務リストはまだ長いですが、努力の甲斐がありました!これは学びの多い貴重な経験でした。さらに、トップアスリートやスタッフの多くと交流する機会をいただき、トップレベルのスポーツに関連する問題や課題をより理解することができました。

金沢事前合宿は大成功でした

すべてのチームが笑顔で、福岡の世界選手権に向かいました。信じてください。金沢市とボランティアの皆さんがフランスの代表の皆さんに対して示した暖かい歓迎は、信じられないほど素晴らしく感動的でした。世界的な大会に向けた合宿だけではなく、感情豊かな文化交流の場でもありました。

ときめき様、私を信頼し、このような貴重はお仕事を任せてくださって、心から感謝します。

そして、フランス水泳代表の`皆さん、頑張っていただきたいです!

追加:世界記録更新、世界チャンピオンとなったレオン・マルシャン君、おめでとう〜!

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